涼を求む。付知峡、郡上八幡へ。
=中津川付知峡=
御嶽山南麓の源流で、透明度の高い青川で知られる付知川。
ここの渓谷は付知峡と呼ばれ、
不動滝、仙樽滝、観音滝と岩肌を生かした魅力的な滝を持つ。
この色が青川を称する理由だ。思わず潜りたくなる。
右写真奥のつり橋は3人の同時利用制限が掛かっている。ちょっと怖い。
多くの観光客が涼をとっている。
ジーンズの濡れるのも気にせず足をつける。
十二分にひんやりと刺す冷たさに、滝の音も心地よい。
付知峡はとにかくこの水の色が見たかっただけなので、すぐにでも旅立つ。
途中に立ち寄ったそば屋はあまりに混雑していたため
いつもなら間違いなくざるそばを頼む俺も、
気が動転していてかけそばを頼んでしまった。とても悔やまれる事件である。
(妻籠に行こうか郡上に行こうか、今思えば両方行けばよかったな。)
=郡上八幡=
郡上といえば踊り、むしろそれだけでないかと勘違いするくらいに有名であるが
その町並みもまた明媚で、水とともに生きている町である。
郡上の町は直径1kmほどの徒歩圏にまとまり、一角に郡上城がそびえたつ。
城から町を見下ろすとよくわかるが、吉田川が町を東西に走っている。
吉田川は長良川に注がれる最大の支流であり、町の人にはこれ以上無い身近な自然だった。
水あび、川原でバーベキュー、鮎釣り・・・
水饅頭屋や和喫茶が並ぶ通りにぽっと現れた「やなか水のこみち」
町のいたるところに水舟があり湯呑が置かれている。
のどが渇いたらその場で潤す。天然の冷えた水がどこでも飲める。
夏の大行事、郡上おどりは400年の歴史を持ち、
参加者総出で作り上げる“踊る”踊りだ。
お盆の4日間は徹夜踊りと呼ばれ夜通し町を賑わわせる。
どうせなら浴衣を持ち参加すべきだったが、
本日はETC通勤割引で帰宅した。
次回こそはと期待を残しつつ・・。
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