「ほたるの光を楽しむ会」
わかつこんを誘ったが、先客ありとのことで
まぁまたひとりで行くかな、と高速を走らせた。
つくなり目に飛び込んだのが子どもの大群。
あー懐かしい。小学生と遊んだサークル時代を思い出す。
庭にはれんげなどの野草、アジサイ、菖蒲・・・梅雨にお似合いの花、
そしてベリー、グミと可食植物がたわわに生っていた。
天然のデザートだ。
カレー&ナン、オニオンスープ、野菜サラダなど、
前回同様ボリュームあるお食事をおいしくいただき、
のんびりしていたときに誰かが芝生の向こうを指差した。
「サルだ!」
うぉぉ野生のサルが歩いている。
虫を採っていた子どもたちが、こちらへ全力で逃げてくる。
面白い。
そののち、追い払うための空砲がなった。
近くのお百姓さんが放ったのだろう。畑を守るために。
私は仕事で過酷な2週間をすごしたところであり、
(大口の仕事の受注のため、深夜まで企画書を作っていたのだ。
無論来週も地獄だろうが・・・)
演奏などと無縁の生活だったが、また歌を歌うことになった。
指遊び、リコーダーの演奏もあった。
曇天の日暮れという湿っぽさと、軽やかな音色が溶け込み、
事後の静寂を有意義なものにしていた。
さて、ホタル鑑賞。
例年ホタルをみるところが不作&危険ということで
藤原町で見ることになった。車で10分ほど進む。
闇の山道を進むこと数分、水辺を泳ぐホタルが10匹ほどいた。
子どもたちが乱獲を企てたのであっという間にホタルは減り、
幻想をもたらす光は、透明樹脂の空間へと収まった。
蛍雪の功をも凌駕する数百匹のホタル風景、見てみたいものだ。
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